1930 年代の米軍のマッキーノコートをベースにアレンジしたコート。マッキーノコート自体は19 世紀初頭にカナダに駐屯していた英国軍のために作られたブランケットを使用したコートが起源と言われ、古い歴史をもつ。マッキーノとはカナダの地名である。軍以外にも、20 世紀初頭頃には山岳作業従事者や民間のファッションとしても享受された汎用性の高いデザインである。ミリタリーではなくデイリーウェアとしての提案をする意図で、ウエストベルトを外し、ラペルのバランスやステッチ幅など細部を中心に再設計した。コレクションのテーマである雪を表現するために、ニードルパンチという手法で2枚のウール地をはぎ合わせた。その針の痕跡が雪のようなバッファローチェック柄として表現されている。



