


LOT.303 COVERALL JACKET WITH BLANKET LINING
Size:38
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1910年頃のアメリカ製カバーオールをもとに、T.Tのカバーオールジャケットは生まれた。大量生産が進んだ1920年代、直線的な縫製や平面的なパターンなど、重労働に耐えるための機能性が重視され、衣服というよりも“道具”として存在していた。このジャケットも当時の仕様を継承しつつ、脇下のたまりを改善するために肩傾斜を加えるなど再構築を施している。撚杢ギャバジンは獣毛のような風合いを持つケモノがすりという糸を使用したオリジナル生地である。1910年代のイタリア軍のパンツに使われていたシャンブレー生地を分析、参考にした。経糸に2種類、計4色の糸を使用しているため奥行きとかすれた表面感の雰囲気が出ている。
仕上げに脱脂ワッシャーを施し、滑りのある質感に仕上げた。ライニングにはオリジナルで作成したブランケットを使用した。経糸にコットン、緯糸には英国羊毛をブレンドしたメランジウールを使用しており
古着を彷彿とさせる粗野でツイードのような雰囲気に仕上がっている。仕上げに起毛加工、ワッシャー加工を施し、ドライなヴィンテージの表情を出した。
特注の刻印入りボタンとバックパーツには鉄素材を採用。
あえてメッキ加工を施さないことで、時間の経過とともに錆が生じ、経年変化を楽しめる仕様となっている。