T.Tの創設者、髙橋大雅が「応用考古学」と呼んで実践してきた、過去の遺物を現代へと甦らせる衣服づくり。これまで日本、アメリカ、ヨーロッパを軸に重ねてきたこの試みが、新たに拡張します。
ニューヨークと京都を拠点とするT.Tは、2026年6月19日、ウィメンズコレクションをローンチします。
繰り返し立ち現れてきた「衣の原型」、すなわち、アーキタイプを発掘し、現代へと立ち上げていく。文化を横断する普遍と、時代を貫く不変が、一着の服に込められます。
T.Tを象徴する奄美大島の泥染をはじめとした自然染色。内モンゴル罕山の高地で、仔山羊が一生に一度だけ蓄える希少なベビーカシミヤ。アンデスの峻烈な自然が育む、スーパーベイビーアルパカ。ペルーの女性たちが代々受け継いできた手編みの技。素材の背景にある文化と時間そのものを、衣服へと織り込んでいきます。
仏像の襞のなかに世界に通じる美を見出し、和魂洋才を重んじた髙橋大雅。その姿勢を引き継ぎながら、日本の手仕事を起点に、世界各地のクラフトと協業し、新しい一着を編んでいきます。
装飾ではなく、素材そのものの存在感を。完成された美ではなく、時間とともに深まりつづける佇まいを。その境地を、T.Tは「コンフォータブル・エレガンス」と呼びます。それは様式ではなく、纏う人と一着の服のあいだに生まれる、ひとつの調和のあり方です。
詳細は、Collections にて公開しております。